きみくらの秋を代表するお茶の味わい。
トンネルで時を重ねた熟成茶、秘壷蔵。
熟成に合う
茶葉と火入れを見極める
旨味、コク、渋みのバランスが良いとされる八十八夜頃に摘み採った新茶。
たくさんの茶葉から秘壷蔵に合う一番茶の新芽を選りすぐり、後熟の味を計算しながら茶師が火入れをしていきます。
自然の中で夏を越す
深い味わいをつくるために
入念に仕込みを終えたそのお茶は茶箱へ封印され、浜松市天竜の奥地へと運ばれていきます。20kg近い茶箱を肩に担ぎ、茶師たちが向かう山深い道の先に相津トンネルがひっそりと佇んでいます。
そこは年間を通じて一定の温度と湿度に保たれ、お茶はまろやかに熟成していきます。
家康公も愛した味わい
熟成で得られる奥行き
熟成茶の起源は江戸時代にまで遡ります。お茶通として知られた徳川家康公は、春に摘んだ一番茶を茶壷に入れて井川上流の山奥に運ばせ夏の間冷涼な高地で大切に保管し、晩秋になるとそのお茶を駿府城へと運ばせ、熟成したお茶の深い味わいを愛したといわれています。
低温貯蔵でひと夏じっくりと寝かせたお茶は、新茶の青々しい新鮮さとはまた違う、まろやかでコクのある芳醇なお茶に生まれ変わります。
今年のトンネル熟成茶
秘壷蔵が届きました
今年のトンネル熟成茶「秘壷蔵」がお目見えです。
天然の貯蔵庫の中でゆるやかな時間を過ごし、熟成の時を迎えた今年の
秘壷蔵が季節を超えていま茶師たちの手元に帰ってきました。
時の移ろいを経て旨みが凝縮され、より一層の深みと奥行きを増したきみくらの秋を代表するお茶の味わいを、そのストーリーとともに是非ご賞味ください。